歌舞伎俳優・中村獅童(44)が24日、東京・上野公園で開催中の「東京江戸ウィーク2016」(25日まで)にゲスト出演した。

 同イベントは日本の価値ある文化、財産を次世代へ受け継ぐことが目的。「和装週間はじめます」として、着物や浴衣での来場を推奨している。中村自身は「ごあいさつ周りや稽古の時、楽屋にいる時は着物。夏は浴衣です」と普段から着物を着ていることが多いという。

 2020年東京五輪に向けて、これからますます外国人観光客が増えるとみられるだけに「若い人たちに日本の伝統文化に触れていただき、外国の方に日本の伝統文化について質問された時に、答えられるぐらいになってくれたらうれしい」と提案。続けて「これから若い方たち皆さんで日本の伝統文化、そして東京を盛り上げていけたらいいと思います。私もできる限りのことをやっていきたい」と盛り上げ役を買って出た。