終盤に向かうNHK大河ドラマ「真田丸」がほぼ15%以上の視聴率(関東地区)を維持し、絶好調だ。

「今年初めは視聴率不振や出演者同士の不協和音から、無事、最終回を迎えることができるのかと局内でも不安視されていたんですが、それも今となっては笑い話になった」とはNHK関係者だ。

 日曜午後8時といえば、かつて人気だった「世界の果てまでイッテQ!」(日本テレビ系)がトップだったが、いまでは視聴率でも占拠率でも「真田丸」の足元にも及ばないという。

 人気なのはそれだけではなかった。「真田丸」の出演者やスタッフ間で、主演の堺雅人(42)が催すティータイムが好評だ。堺自らお菓子を持ってきて、お茶とともに振る舞うという。

「すでに出番が終了した片岡愛之助や小日向文世などもわざわざ来るんです。お目当ては堺が手入れするコーヒー。スタジオ内に渋くて甘い、何ともいえない香りが充満する。一緒に出てくるチョコレートケーキも格別。噂ですが、妻で女優の菅野美穂の手作りだといわれてます」(関係者)

 休憩時になると行列ができるというから本格的だ。コーヒー党かつ大の甘党で知られる脚本担当の三谷幸喜氏(55)も絶賛し「おいしいね。お店が出せますよ」と太鼓判を押したほど。

「茶々(淀)役の竹内結子なんかはこのコーヒータイム目当てに、役柄の延命を希望したともいわれてます」(事情通)

 人気のあまり関係者の間では「堺カフェ」と呼ばれるようになったとも。

「当初の予定では8月末でクランクアップでしたが、延びて9月中旬になりそう。普通なら出演者やスタッフから嘆きの一つも出るところでしょうが“堺カフェ”効果でみな喜んでいるんです」(芸能プロ関係者) 

 コーヒー豆や入れ方などは極秘のようだが「真田丸コーヒー」として商品化されたりして…。