AKB48・チーム8の中野郁海(16)、小田えりな(19)、谷川聖(15)、太田奈緒(21)、永野芹佳(15)、佐藤七海(16)が9日、東京・品川プリンスホテル クラブeXで舞台「絢爛とか爛漫とか」(同所で10~19日)の公開稽古を行った。

 原作は飯島早苗氏の名作。舞台は昭和初期。小説家や評論家を目指す4人の乙女たちが友情や恋や将来の夢のはざまで、春夏秋冬を駆け抜けた姿を描く。演出を手掛けるのは、女流演出家・赤澤ムック氏。360度の円形舞台で、普段のアイドル衣装とは違った和服姿などで熱演を繰り広げる。

 正田薫役を演じた小田は「薫のギャグは台本を読んでいて『あれ、これ自分が言ったことが書いてあるな~』と思ったり(笑い)。稽古をしていてもパーンッと決まるし、楽しい部分。お客様には薫がちょくちょく挟むギャグを言うのを、楽しんでいる自分を見てほしい」とアピールした。

 トヨタ自動車の全面バックアップのもと「会いに行くアイドル」をコンセプトに活動中のチーム8。各都道府県の代表メンバー47人で構成されるが、神奈川代表の小田は“将来の48グループを背負うメンバー”と期待する声が多いという。

「小田はAKB48の中で最も歌唱力があり、番組で歌を披露した際、審査員を務めた聖飢魔Ⅱのデーモン閣下が『どこにもスキがない』と絶賛したほど。ダンス力もあるし、今夏のAKB柏木由紀主演の舞台『マジすか学園』には、チーム8メンバーの中で唯一抜てきされた。今回の舞台でも堂々とした演技を見せ、関係者の中からはチーム8のセンターのみならず、48グループを背負う逸材と期待する声が出ています」(AKB関係者)

 AKBチーム8のオーディション時に「AKB48に革命を起こします!」と宣言した小田だが、周囲の期待に応えることができるか。