演出家のテリー伊藤氏(66)、タレントのヒロミ(51)、壇蜜(35)らが7日、都内で行われた第4回「くるまマイスター検定」開催記者発表会&「日本ベスト・カー・フレンド賞2016」授賞式に出席した。

 本紙がスクープした女優の坂口良子さん(享年57)の長女でタレントの坂口杏里(25)が芸能人専門レーベル「MUTEKI」デビューすることについて、テリー氏は「いいんじゃないですか、AVは悪いことではない。彼女の人生だから頑張ってほしい。どういうのか見てみたいよね」と転身を肯定。

 一方、テリー氏は「心の病もあって、そういうふうになってる可能性もある。平常心でいくならその人の人生だからいいけど、そっちのほうが心配」と顔を曇らせた。

 バラエティー番組などで共演経験のある壇蜜は次の通り哲学者のようなコメントをした。「芸能界に限らず、生きていくことは大変なこと。今後、ご自身の決断がファンや周囲の方がどう思うか。どうやって向き合っていくか、応援してくれるかにかかっていると思う」

 肝臓がんのため入院中であることを明かした歌手のムッシュかまやつ(77)へのコメントを求められると、テリー氏が「親しくさせてもらってるから、心配ですね。青春のスーパースターだから。大変だと思うけど、早く戻ってきてほしい」とエールを送る。ヒロミは「バラエティー番組でもよく出ていただいたので。早く元気になっていただきたい」と語った。

 会見には日本レスリング協会の強化本部長で至学館大学レスリング部監督の栄和人氏(56)も同席。現役続行を表明したリオ五輪女子53キロ級銀メダリストの吉田沙保里選手(33)について、「東京五輪では一番強い世界に通用する選手を出すべき。一番なら吉田を使うし、ダメなら若い選手」と見解を示した。

 栄氏は吉田選手に同大のコーチ就任を要請していることも報じられた。改めて栄氏は「選手兼コーチとして指導しながら、2年後、3年後に選手としてまだイケると思えば、頑張ればいい」と話した。