15周年を迎えたエイベックスの夏恒例ライブイベント「a―nation stadium fes.」最終公演が28日、東京・味の素スタジアムで行われ、a―nation“皆勤賞”の歌姫、浜崎あゆみ(37)がトリを務めた。今年は17枚目となるオリジナルニューアルバムが話題になるなど好調だが、周囲のスタッフもあゆの“デビュー日馬券”で大儲けする恩恵を受けていたという。

 この日はTRF、AAA、倖田來未(33)ら14組のアーティストが出演。ドシャ降りの雨の中、トリを飾った浜崎は「行くぜ東京!」と気合十分だった。

 ずぶ濡れになりながら「July 1st」「BLUE BIRD」など10曲を熱唱。4パターンの衣装を披露し、観客を目でも魅了。浴衣に着替えた浜崎は「みなさん、今日は最後まで2106年の夏を一緒に楽しんでいきましょう!」と呼びかけ、ゴンドラに乗ってスタジアムを一周する恒例の演出で沸かせた。

 今年は6月29日にリリースしたアルバム「MADE IN JAPAN」が売り上げ好調。歌手活動のみならず、最近はインスタグラムでアスリートさながらのマッスル美ボディーを披露し、絶賛されるなど話題を集めているが、周囲のスタッフにも幸運をもたらしていた。

「競馬を愛する周囲のスタッフは必ず、あゆのデビュー日(4月8日)を買うようにしているんですが、最近は“あゆ馬券”が絶好調なんですよ。あるレースではスタッフ合計で100万円近い高額払い戻しを受けたそうです。みんな“あゆ様様”と言っています」(音楽関係者)

 事情に詳しい関係者によれば、この的中レースは浜崎がアルバムリリースした翌週の7月10日の福島11レースの七夕賞で、馬連4―8(2290円)を複数のスタッフがゲットしたとか。

 さらにデビュー日馬券にとどまらず、競馬好きスタッフたちの普段の馬券まで絶好調になっているというから驚きだ。

「高額払い戻しを経験するスタッフが続出しているようなんです。たまたまと言われればそうなんですが、デビュー日馬券から的中が続いている。あゆが幸運をもたらしているとしか思えない」(前出の音楽関係者)

 この日、トリの大役を終えた浜崎は「本当にこんな天候の中、すてきな夏の締めくくりを一緒にしてくれてありがとうございました」と感謝したが、歌手活動の好調もさることながら、馬券の意味でも、周囲のスタッフも感謝の気持ちは同じのようだ。