人気俳優の高畑裕太容疑者(22)が23日、群馬県警に強姦致傷容疑で逮捕された。日本テレビは、27~28日に放送する「24時間テレビ 愛は地球を救う」に高畑容疑者が出演しないことを明かした。同容疑者はパーソナリティーを務める予定で、放送4日前の逮捕に23日、日テレは大混乱に陥ったという。高畑容疑者は「24時間テレビ」のスペシャルドラマ「盲目のヨシノリ先生」に出演予定だったが、急きょ代役を立て撮影し直すことが決定。放送を中止せず、わずか4日間で撮影し直すことにしたのは、やむを得ない事情があるという。

 日テレ関係者は「『24時間テレビ』は日本武道館からの中継が多いが、ドラマの時間帯は規定により武道館が使えないんです」と明かす。そのためドラマの時間を武道館から中継することは不可能だ。

 またスポンサーにはドラマ枠として売っているために、今からスポンサーに説明してバラエティーに切り替えるのも難しい。さらに「過去のドラマ再放送も今から権利関係を調整するのはムリ。4日間しかなくても、代役を立ててドラマを撮り直すしかないという結論に至った。ただでさえ本番直前で忙しいのに、余計な仕事を作ってスタッフはブチ切れている」と言う。

 そのうえ高畑容疑者が出演する「24時間テレビ」関連の番宣CMはすべてほかの出演者のものに差し替えるという。

「24時間テレビ」だけでなく、高畑容疑者が出演したバラエティーや映画なども、放送中止や撮り直しを余儀なくされることになる。「これにより高畑容疑者には、多額の違約金が発生する可能性が高い。出演数も多いので、違約金は億単位になるのでは」(芸能プロ関係者)。違約金といえば、今年はベッキー(32)や石田純一(62)が有名になったが、高畑容疑者も負けず劣らず多額になりそうだ。