23日、群馬県前橋市内のホテルで女性従業員に性的暴行をはたらき、けがをさせたとして強姦致傷の疑いで群馬県警に逮捕された女優・高畑淳子(61)の長男で俳優の高畑裕太容疑者(22)の“素顔”が垣間見れたのが、21日に放送された日本テレビ系バラエティー番組「行列のできる法律相談所」だった。

 過去の番組共演を機に高畑が「ひと目ぼれした」タレントが橋本マナミ(32)。約半年前に放送された番組で共演した際、橋本がキュンとする男性の行為について「お姫様抱っこでベッドに連れて行かれて、そのまま投げられること」と答えたのを聞き、「俺も昔やったことある。これは運命だ」と一目ぼれしたという。その後、さまざまな番組で「橋本マナミが好き」と公言していた。

 そこで、番組側が橋本を直撃。VTRでの出演となった橋本は「全然興味なくて。男として何も感じない」「お母さん(高畑淳子)しか浮かばない。お母さんが見える」と笑顔でバッサリ。

 また、「一度、食事だけでも」と聞かれた橋本は「2人で? お酒がおいしくなさそう」と追い打ちをかける。

 さらに、高畑の電話番号を渡されると「え、私はかけない」と拒否。「メールだけでも」と追いすがるスタッフに「嫌です」と即答。「友達としてもないかな」と高畑を徹底的に拒否し続けた。

「テレビ的にキツく言っているだけですよね?」と番組側が確認すると、橋本は「ガチです。本当にないです。タイプじゃないんですよね~」「私は好きな人にしか触らせたくない。(高畑には)あんまり触られたくない」と、とどめを刺した。

 この橋本とスタッフのやりとりを見た共演者は「激フラれ」「ほんと心の底から“なし”って感じ」と散々の感想を言い放った。高畑も放心状態で落ち込んでいた。

 それでも、MCでお笑いコンビ「フットボールアワー」の後藤輝基(42)から「じゃあ、2番目に好きな人は?」と問われると、「じゃあ、沢尻エリカさん」と隣に座る沢尻エリカ(30)を懲りずに指名。

 日本テレビ系24時間テレビドラマスペシャル「盲目のヨシノリ先生~光を失って心が見えた~」(27日21時ごろ~)で共演し、この日も番組宣伝のため一緒に出演していた沢尻は、一瞬顔をひきつらせた。後藤の「どうですか?」の問いに、懲りない高畑にあきれながらも笑顔であの伝説のセリフ「別に」で応じスタジオの笑いを誘った。

 番組内では沢尻の大人の対応に救われた高畑だったが、今回の逮捕を受け共演したドラマは“お蔵入り”の可能性もある。そうなると“エリカ様”も笑って許してはくれないだろう。