12月31日をもって解散する「SMAP」のリーダー・中居正広(44)が20日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「中居正広のSome girl’SMAP」の冒頭で解散について触れた。

 中居は沈んだ声で「どうもこんばんは、中居正広です。ファンの皆様、関係者の皆様、我々SMAPが解散することをご報告させていただきます。ご迷惑をおかけしました。ご心配をおかけしました。お世話にもなりました。このような結果に至ったことをお許しください。申し訳ありませんでした」と解散を報告するとともに謝罪。

 続けて「あともう1つ、今、リオのオリンピックの期間中に発表となったことを、スポーツ関係者の皆様、アスリートの方々、それを支える方々、そして日本中で応援している方々、自分がキャスターとしてやらさせてもらっているにもかかわらず、水を差すような時期だったことは申し訳なく思っております。深くおわび申し上げます。申し訳ありませんでした」と、リオデジャネイロ五輪の期間中の解散発表となったことを謝罪した。TBS系でリオ五輪番組のキャスターを務める中居らしい配慮だった。

 SMAPは14日に解散を発表し、その後、メンバーは自身が出演するラジオ番組でコメントしている。

 まず、18日放送の文化放送「稲垣吾郎のSTOP THE SMAP」で、パーソナリティーを務める稲垣吾郎(42)が番組冒頭、「すでに報道で皆さんご存じだとは思いますが、SMAPは解散という形を取らせていただくことになりました。ファンの皆様には突然の報告で驚かせてしまって本当に申し訳ございません。私、稲垣吾郎はこれからも頑張っていきますので、『STOP THE SMAP』も引き続きよろしくお願いいたします」とコメント。

 続いて、19日に木村拓哉(44)がTOKYO FM「木村拓哉のWhat’s UP SMAP!」の冒頭で「皆さん、こんばんは。木村拓哉です。今回はSMAPの件で皆さんにつらい思いをさせてしまって、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。ボクと同じように、今まで生活の一部、人生の一部としてSMAPと関わってきてくれたファンのみんなに、いま本当に言葉が見つかりません。全てのSMAPファンのみんなに、ただただ、申し訳ないという気持ちしかありません。本当にゴメン」と語った。

 21日には香取慎吾(39)と草なぎ剛(42)がbayfm「SMAP POWER SPLASH」(午後7時)でそれぞれ解散について発言するとみられる。