演歌歌手さくらまや(18)、女優の上白石萌歌(かみしらいし・もね=16)が17日、東京・新宿文化センターで行われた「赤毛のアン」東京公演前に報道陣の取材に応じた。

 主人公のアン・シャーリー役の上白石は「見どころは全部です。まばたきをせずに楽しんでください」とアピール。札幌と仙台公演を終え、今回の東京公演後には大宮、名古屋、広島、福岡、大阪で公演を行う。

 昨年に続き、主人公・アンの親友、ダイアナ・バリーを演じるさくらは「(札幌公演の)打ち上げではカニを食べた。差し入れも頂いて、仙台で『ずんだもち』を食べて。福岡では、もつ鍋かな…。食い倒れ紀行だ」とおどけて「舞台で踊ってなければ超太ってます」と笑わせた。リオ五輪卓球女子団体3位決定戦はテレビ観戦し「自分も頑張んなきゃと思う」と笑顔で意気込んだ。

 そんなさくらは都内の進学校に通う高校3年生。勉強と芸能活動の両立を肝に銘じ、大学進学を目指しているという。

「2008年に最年少演歌歌手としてデビューし、09年に紅白にもゲスト出演。テレビのカラオケ番組では無敵を誇り“カラオケクイーン”のイメージもありますが、実は『趣味は勉強。好きな科目は数学』という“リケジョ”でもある。高校受験時に受験勉強にハマり、自ら希望して学習塾にも通ったほど。周囲に『学校に行くだけでなく、ちゃんと勉強と両立させたい』『芸能人だから勉強できないと言われたくない』などと強い決意も明かしている」(音楽関係者)

 ただ、中学時代は得意だった「国語」が今は苦手科目になり、英語にも若干不安があるという。

「“受験生は夏が勝負”といわれますし、ミュージカルの出演も悩んだみたいだけど、覚悟を決めたようです。不安だろうけど、努力家で知られるさくらまやなら頑張れると思う」(前同)

“文武両道”を地で行く演歌歌手になれるか――。