お笑いタレントの山田花子(41)が16日、12年ぶりに大阪の笑いの殿堂「なんばグランド花月」で吉本新喜劇に復帰した。

 今年5月に第2子となる次男を出産し、2004年以来12年ぶりに拠点を東京から地元・大阪に移した花子。NGK復帰初日となるこの日、古巣の舞台で約45分の新喜劇にほぼ出ずっぱりで出演し、「誰がバカボンなのだ?」などおなじみのギャグで会場を笑いに包んだ。

 新喜劇終了後の会見で花子は、帰阪の理由を「子供(長男)がもうすぐ小学生になるので、慣れた大阪がええなと思いました。東京だと親がこんなだといじめられるかと思って…」と説明。

 すでに大阪に引っ越し済みで、「(2020年の東京五輪開催の影響で)東京のマンションが売れ時だったから早めに。買った時より高く売れました」(花子)とニンマリした。

 夫でトランペット奏者の福島正紀さん(45)は「『付いて行きます』と言ってくれました」(花子)と即答だったという。

 親交のある明石家さんま(61)からも言葉を掛けられたといい、「『新喜劇が盛り上がってるから便乗するんやろ? 勘鋭いな~』とほめられました」(花子)と明かした。