専属モデルに押切もえ(36)らを抱える月刊女性ファッション誌「AneCan」(小学館)が11月7日発売の12月号で休刊することが10日分かった。2007年に創刊され、10年10月号で32万5000部だった発行部数が今年9月号で8万5000部まで落ち込んだのが原因。注目の押切は、今月初めに同誌の専属モデル卒業を発表している。活躍の場を縮小したことで押切は交際中のプロ野球・ロッテの涌井秀章投手(30)とのゴールインが近いとみられている。

 10~20代向けの人気ファッション誌「CanCam」から対象年齢を上げ、30歳前後のアラサー層への姉妹誌として07年3月に創刊された「AneCan」。小学館広報室は「読者のニーズや広告環境の急激な変化を真摯にとらえ、休刊を決めた」としている。公式サイト「AneCan.TV」は休刊後も残し、情報発信を続けるという。

 注目されるのは「AneCan」を「年内で卒業する」と発表していた押切の今後だ。押切は01年、21歳で「CanCam」の専属モデルとなり、同じ専属だった蛯原友里(36)とともに人気となった。その後、「AneCan」創刊直後に移籍し、09年に同誌専属となった蛯原は今年6月号で卒業していた。

 押切は両誌合わせて15年間、専属モデルを続けてきたため、自身にとっては「AneCan」の休刊は大きな転機となるはずだ。

「AneCanからの卒業を発表した押切は『今後もモデルを軸に文筆業、絵画などに取り組みたい』と話しています。小説家としても2013年の『浅き夢見し』でデビュー後、今年の『永遠とは違う一日』は第29回山本周五郎賞の候補にもなり、絵画でも昨年、二科展に初出品した『咲くヨウニ1』が入選しましたからね。36歳という年齢的にも、次のステップに移りたいという意向です」(芸能プロ関係者)

 押切のプライベートで気になるのは恋人のロッテ・涌井投手との結婚だろう。

 今年2月に熱愛が発覚した後、双方ともに真剣交際を宣言。今月初めに「AneCan」卒業を語った一部紙では、球場に足を運んでいることなど順調な交際ぶりを明かしつつ、結婚については「今は大事なシーズン中なので迷惑は掛けたくない」と涌井投手への気遣いを見せていた。

「専属モデル卒業も涌井に相談した上で決めたそうです。2人にしてみればその延長線上には当然、結婚もある。専属モデルの仕事が減る分、料理を含めた涌井の体調管理など内助の功を押切がしっかりやるということ。そうなると、おのずと今オフの結婚という話も出てくるでしょう」(前出の芸能プロ関係者)

 交際発覚、専属モデル卒業、「AneCan」休刊と、2人にとっては転機の年になったが、これにゴールインが加わるか、注目だ。