写真週刊誌のグラビアで話題沸騰中の「謎の聖女」璃子(25)が、東京・江東区の東京スポーツ新聞社を訪れ、これまでベールに包まれていた自身の“危ない謎”について、ざっくばらんに明かした。

 昨年、写真週刊誌「FLASH」に突如として“謎の聖女”として登場した璃子は、B85・W58・H92のダイナマイトボディーから醸し出されるセクシーさと、それと相反するかのような清純さを併せ持った美女としてヌードグラビアで一気にブレークした。グラビア連載は10回を数え、集大成として19日に写真集「璃子 愛しい女」(光文社)を出版する。また9月3日には、初主演映画「好きでもないくせに」が公開される。

 秋田県出身の璃子は透き通るような白い肌をしており、肉付きのよいヒップがチャームポイントだ。

「お尻は昔から大きかったです。高校生の時はヒップが100センチくらいありました。実は私にはロシア人の血がほんの少しだけ流れています。(ロシア人の血は)ひいひいひいひいおじいちゃんぐらいなので、すごく薄いのですけど」

 学生時代は剣道に打ち込み二段を取得したほか、洋裁検定1級や食物検定1級などの資格を持っている。最近ようやく自分の素性について話すようになったが、“謎の聖女”として活動していたこの1年間ほどは、秘密を守り通してきた。

「謎の聖女を徹底したくて、誰にも言わなかったんです。写真集が出ることも、映画のことも、両親にすらまだ言ってないんです。言わないまま、時間が過ぎてしまいました。お父さんは東スポさんを愛読しているので、これで知ってしまうかもしれません。応援してくれると思います」

 璃子がグラビアの撮影を行うと、必ずと言っていいほど雨や大雪など悪天候になるため、撮影はいつも過酷なものになるという。「寒さと闘った撮影が多かったですね」と璃子は振り返った。

 ただ、そんな悪天候も自分で呼び寄せたのかもしれない。なぜなら「痛みや過酷な状況が大好き」という、一風変わった気質を持っているからだ。

「『痛みに打ち勝ちたいな』と思っていて、休みの日はめっちゃ辛い物を食べに行ったりします。他にもEMS(電気刺激によって筋肉を収縮させる運動器具)でおなかに電気を走らせて、すごい痛いけど、騒いでいます。痛み自体は好きじゃないんです。痛みにこらえる自分が好きなんです。でもM(マゾ)じゃないですよ~」

 今後について「いろいろなことにチャレンジしたいです」と言う璃子。謎のベールを脱ぎ捨て、活躍のフィールドを広げていきそうだ。