元AKB48で歌手の高橋みなみ(25)が4日、TOKYO FM「高橋みなみの『これから、何する?』」(月~木曜午後1時)の公開生放送を行った。

 渋谷PARCOの一時閉館に伴い、7日にスペイン坂スタジオからの放送は一時終了する。同番組は、普段は同局本社から生放送。高橋にとっては自らの番組をスペイン坂で放送するのは最初で最後となった。

 千葉県船橋市の非公認キャラクター・ふなっしーをゲストに迎え「実はふなっしーとはメル友」と告白。AKBのデビュー当時以来、久しぶりに同スタジオを訪れた高橋は「当時はドキドキしながら座っていた」と振り返った。

 AKB在籍時代には世界一の大所帯グループを統率した高橋。類いまれなるリーダーシップを買われ、政治評論家の田原総一朗氏(82)、自民党の石破茂氏(59)、秋元康総合プロデューサー(58)、「T.M.レボリューション」西川貴教(45)ら周囲から「将来は政治家になってほしい」と口説かれてきた。

 高橋自身は、政治への知識が不足しているからと誘いを断ってきたが、同番組では、抜群の“吸収力”を見せている。

「番組内で今日のニュースを扱うコーナーがあり、高橋は『米大統領選』『政府の28兆円超の経済対策』など堅いニュースも積極的に取り上げ、専門家と議論もしている。参議院選特番にジャーナリストの池上彰氏と出演し、知識もどんどん吸収している。そんな姿に都知事になった小池百合子氏を重ね、関係者や報道陣から『将来の都知事』という声まで漏れている」(テレビ局関係者)

 ソロ歌手を含めた芸能活動にまい進する高橋は「今は(政治家転身は)考えてない」と困惑しているが、知識を増やせば増やすほどますます待望論が増えそうだ。