お笑いタレント・陣内智則(42)のめい、宮脇舞依が所属する兵庫・姫路市のご当地アイドルグループ「KRD8」が、11月1日に発売するシングル「花蝶願舞/永遠に/ともに」(仮)でメジャーデビューすることが3日、分かった。この日、池袋のニコニコ本社で行われたライブイベントで発表された。

 宮脇は「おじさん(陣内)の足を引っ張ることが多い私ですが、いつかおじさんに追いつけるよう、誇りだと思ってもらえるようなアイドルグループになっていきたい」と決意を明かした。

 2曲目終了後、陣内から届いた祝福メッセージを宮脇が代読。「おじさんからお祝いのメッセージが届きました。(ファンの)皆さんは陣内智則というおじさんなんですが、知らないかもしれませんが…」と話すと、メンバーとファンは「知ってるよ!」と総ツッコミ。宮脇は「いろいろ世間を騒がせているおじさんなんですが…」と続けて笑いを誘った。

 陣内はメッセージで「本当にメジャーデビューで間違いないですか?」と心配しつつ「本当ならおめでとうございます。姫路から全国へ、そして世界へと羽ばたいていけるようなアイドルになってください。追伸、本当にメジャーデビューで間違いないですか?」とエール。宮脇は「おじさん、信用されてないんですけど、大丈夫でしょうか? 『おじさんにめいは本当にメジャーデビューしましたよ』ということをお伝えください」とお願いした。

 同グループは2013年12月、2014年のNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」にちなんで結成。リーダーの日下部早紀、三角笑里、高本翔菜、宮脇愛、横田萌、巽希、桃華りさ、宮脇の8人でドラマの舞台となった兵庫県・姫路市を中心に活動中だ。

 当初は姫路を盛り上げるための“ボランティア”として1年間限定でスタート。アイドル志望のなかった宮脇は、芸能活動と認識しておらず「おじさんにアイドル活動を相談したところ、第一声は『やめとけ』と言われました」と告白。「というのも、KRDに入った年齢がにじゅう…歳でして。普通なら卒業するような年齢だった。おじさんからしたらそんな生やさしいものではないし、舞依ちゃんが思ってるような簡単な世界じゃないからやめな」と説得されたという。

 しかし、3年間続けてきたことについては「今は生きがいになって、人生がKRD8で180度変わったので、もっともっと人生を変えたいと活動を今でも続けています」と胸を張った。

 陣内はフジテレビ・松村未央アナウンサー(30)との結婚が噂されるが、宮脇は「おじさんとはプライベートではその話は全然しなくて。お互いのお仕事の話とか…」とかわし「おじさん、すごく照れ屋さんでそういうことは全然話してくれないんです」と残念そう。

 自身がメジャーデビューを勝ち取っただけに「おじさんにも早く幸せを見せつけてもらいたいです」と吉報をおねだり。「結婚式にはぜひKRD8を呼んでほしいです! そんな話を早くしたい」と待ち切れない様子だった。