歌手の水樹奈々が29日、阪神―中日戦(甲子園)で国歌を独唱した。

 水樹は名前にちなんで背番号7のユニホームを着て登場。「緊張して声が上ずってしまいました」と初の大役を振り返った。

 中学生のころから阪神ファンで「暗黒期と言われていた負けている時の阪神を、知らず知らずのうちに応援していました」と母性本能をくすぐられたのがきっかけだという。

 今季はここまでBクラスに低迷する金本阪神だが、水樹にとっては応援しがいがあるようだ。5回終了後には、六甲おろしを熱唱し、スタンドの虎ファンを喜ばせた。