辻仁成氏 熊本県御船町「再建プロジェクト」に参加

2016年07月30日 06時30分

御船町の再建への思いを語った辻氏

 作家でミュージシャンの辻仁成氏(56)が、今年4月の熊本地震で甚大な被害に遭った熊本県御船町の「再建プロジェクト」に一員として携わることが分かった。

 辻氏は今月初め、福岡県内のライブハウスで「震災チャリティライブ~song for 九州~」を行った。

「30万円ぐらい、赤十字に寄付することができました。ライブ後、福岡から益城町、御船町に入りました。まだまだ街は大変な状況でした」と大ダメージを目の当たりにした辻氏。その際、藤木正幸御船町長(50)から話しかけられた。「僕に会いたいと言ってくれたんです。『どうしたら町を再建できるのでしょうか?』と町長に相談され、3時間近く話し合いました」

 今回の震災で御船町の年間予算をほぼ使ってしまったと町長に告白された辻氏は「彼らは町のために、すべてをささげている。予算はないけどアイデアはある、と未来について話し合いました。町長はすごく明るい性格で前向き。『すべてを失ったんだから、ここから下がることはない』と前を向いていました。そこで再建プロジェクトの一員として、また戻ってくると約束したんです」。

 ライブツアー「サンシャインデイズツアー」(30日=名古屋、31日=大阪、8月6日=東京)を終えた後、プロジェクトの準備に取り掛かる。

 ライブについて辻氏は「世界の中心で愛を叫ぶじゃないけど、舞台上では常に中心にいたいってことかな(笑い)。タイタンレコード初のアルバムライブツアーなので気合が入ってます」と意気込む。その勢いで御船町再建に力を注ぐことになりそうだ。