現在でも衝突や内戦が多く、政情不安定な状態が続いている中東。そのサウジアラビアにて、奇妙な地上絵の存在が明らかになった。

 グーグルマップで座標 20°51’44.54″N 54° 5’17.93″Eを入力すると、砂漠地帯が表示される。そんな周囲に何もない砂漠の中に、円形や楕円形が複数配置されている地形があるのだ。円形や楕円形の物体は、拡大してみると巨大な岩や盛り土状態になっていることが分かる。さらに、この円形や楕円形の物体の配置をよく見ると、「ダビデの星」の六芒星状になっているのだ。これは何を意味しているのだろうか?

 中東で「ダビデの星」を掲げる国といえば、イスラエルである。サウジアラビアとイスラエルは、中東の中でもあまり衝突していない。シリアやイランなど周辺諸国との対立構造や米国との同盟関係が存在することから、互いに衝突を避けている状態にある。

 またサウジアラビアは古代ヘブライ(ユダヤ)人の失われた十支族が逃れた土地の一つでもあるとされている。この場所に存在する六芒星の地形も、古代ヘブライ人たちが、自分たちのルーツとなるものの印を大地に刻んだものなのだろうか?

(提供=ミステリーニュースステーションATLAS