元AKB48で女優の篠田麻里子(30)が26日、大阪市内で舞台「真田十勇士」の記者会見に出席した。

 同舞台は、2014年日本テレビ開局60年特別として上演された舞台の再演。秋には映画版(9月22日全国公開)も公開される。

 AKB48を卒業後、初の舞台出演となる篠田は「人気の舞台なので声をかけてもらってうれしかった。アクションも激しくて、一生で一番動いたなと思える3か月にしたい」と意気込みを語った。

 アクションに強いこだわりを持つ篠田は「週に一回くらいアクションの練習してます。今回の舞台が決まってからは、殺陣の稽古もやってます」という。舞台に向けて体作りもしているそうで「去年くらいからマラソンを始めました。持久力が必要なので、心拍数を上げる練習で、100メートルダッシュを10本というのもやってます」とアスリート並みのトレーニングを積んでいる。

 アクションの参考とするのは映画「テラフォーマーズ」で共演したケイン・コスギ(41)。

「ケインさんとジムも一緒なんです。同じメニューはできないんですけど、近いメニューでやってます。実際に見てて、スピード感がすごくて憧れます」と目を輝かせた。

 篠田は、主人公・猿飛佐助と霧隠才蔵をつけ狙う、徳川方の忍び集団の首領の娘・火垂を演じるが、映画版の火垂は、同じく元AKB48の女優・大島優子(27)が演じる。

「いい意味で刺激を受けて向上していけたらいいです。でも、逆に意識したくないという気持ちもあります」と苦笑い。

 一方、「お互いに仲間として、同じ『真田十勇士』を盛り上げられるのはすごくうれしい。映画と舞台は一緒であり、また別物でもあるので両方見ていただきたい」と笑顔を見せた。

 舞台は、東京公演が9月11日~10月3日(新国立劇場 中劇場)、横浜公演が10月8日~10日(KAAT 神奈川芸術劇場)、関西公演が10月14日~23日(兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホール)に上演される。