24日のイベント「銚子にUFOを呼ぼう!」は大掛かりで、銚子市内の街中に「山口敏太郎プロデュース 銚子にUFOを呼ぼう!」というポスターが貼られ、そのチラシも街中で配布されていた。

 本紙でもおなじみのオカルト評論家、山口氏は「銚子は日本のロズウェルですよ。銚子市民にUFOを見たことがあるかと聞くと、約5割の人から『ある!』と返ってきました」と語った。ロズウェルは米ニューメキシコ州にあり、約70年前にUFOの残骸や異星人とみられる遺体が回収されている。

 銚子市民に聞いてみると「5割どころじゃない。みんな見てるよ」と当たり前のように話す。成田空港離着陸の飛行機は多い。海近くなのでカモメなどの海鳥も多い。常時、何かが飛行している状態だ。逆にUFO誤認の可能性も高まるが、市民の多くがUFOに関して意識が高いことは確かだろう。

 また銚子は高層ビルなどの高い建物が少なく、どこからでも空、水平線と地平線が見通せる。そんな中、イベントが行われた地球の丸く見える丘展望館、犬吠埼灯台、銚子ポートタワーなど高い建物があり、そこに上った人は、しばらく景色を眺めるため、空を見つめる機会が多いのだろう。

 テレビ番組など公開の場で数多くのUFO召喚を成功させてきたUFOコンタクティの武良信行氏は「UFO撮影において、こんなに抜群ないい土地はない。視界が広がり、撮影しやすいので、毎日でも来たい」と言う。銚子が名実ともにUFOスポットとなるのか。