お笑いコンビ「8・6秒バズーカー」(以下ハチロク)のはまやねん(25)、田中シングル(25)らが14日、都内で行われた舞台「希望の色」の記者発表に登場した。

 昨年上半期にブレーク後、露出が激減して「一発屋」と呼ばれているハチロクが、芝居に初挑戦することになった。

 田中は「会見が久々」と自虐的に話し、「雰囲気を壊さないようにしたい」と意気込む。

 大人気だった1年前を「当時は何も楽しくなかった。笑顔がない状況」と回顧。ブレーク時の仕事の件数は最多で「一日21本」で、仕事に忙殺され、全く余裕がなかったという。

「今は(笑顔を)取り戻した」と周りが見えるようになってきたそうで、「今日(の仕事の件数)は3本」と明かした。

 収入面については「何とか大丈夫な感じ」と語ったが、はまやねんは「耐えています」と告白した。

 それでも、はまやねんは「舞台俳優にも力を入れていきたい」とニンマリで、田中は「(芸人として)新ネタを量産していきます」と巻き返しを期す。

 共演の俳優・新藤栄作(57)からは「一発で終わらないように、2発3発と打ってください」と叱咤激励された。

 舞台は28~31日に東京・千代田区の日経ホールで行われ、ハチロクは30日夜公演に、本人役でゲスト出演する。