グーグルの提供する地図アプリ「グーグル・アース」には時おり奇妙なものが写り込んで話題になる。

 以前、グーグルのストリートビューで「巨大化した人間」が写り込んでいると紹介した。ピラミッドで有名なエジプトのギザで、人間だけが数倍の大きさで写ってしまっており、巨人が街の中に現れたようになっているシーンが存在していたというものだ。

 今回もまた、奇妙な人間の姿が写り込んで話題となっている。場所はメキシコ、チチェン・イツァの遺跡だ。ここには「暦のピラミッド」と呼ばれる有名なピラミッドが存在しているのだが、ピラミッドの周囲をストリートビューで見ると明らかに異常な人物が写っているのである。

 一見、普通の白人女性に見えるのだが、首と足が普通の人より長く伸びている。それだけではなく、足に至っては膝の部分が動物のように後ろに出ている、逆関節状態になっているのである。

 果たしてこの人物は何者なのだろうか。これだけ堂々と写っているということは、実際にこの人物がカメラの前に存在していたことは確かなのだろう。この人物の正体に関して、海外のオカルトファンからは様々な意見が出てきている。実は人間に擬態していた宇宙人であり、カメラには正体が写ってしまったのだという説。エジプトで撮影された巨人と同様に、ピラミッドからの力を受けてゆがんだ状態で写ってしまったのではないかという説。もちろん単純にカメラのシャッタースピードの関係で、前を横切った人がゆがんで写ってしまっただけとする説も存在している。

 しかし、世界中のストリートビューを見てみても、カメラの前を横切った人がこのように異常にゆがんで写ってしまったケースは存在していない。この人物の正体は何なのか、今も多くの人が議論を交わしている。

(提供=ミステリーニュースステーションATLAS