ジャニーズ事務所の人気アイドルグループ「嵐」の二宮和也(33)の熱愛の行方が見えてきた。発売中の「女性セブン」がスクープしたのは、二宮の自宅に足しげく通う、日本テレビ系報道番組「news every.」などに出演する美人フリーアナウンサーの伊藤綾子(35)の存在。結婚まで視野に入れた真剣交際との見方も出ていたが、報じられたことで2人は大きな壁にぶつかりそうだ。そこに立ちはだかるのがジャニーズの“おメガネ”だった。

 同誌によれば、交際へと発展したのは昨年5月以降。二宮のマンションに出入りする伊藤の姿が撮られている。スーパーで食材を買って行く姿は“通い妻”そのものだ。伊藤は、自分の家族にも二宮を紹介するなど、結婚も視野に入れている真剣愛と報じられた。

 あるテレビ局関係者は「以前、二宮の方から積極的にアプローチを仕掛けていたという話を聞いていた。伊藤の方はどうしたらいいかと悩んでいるという話だったが、恋仲になっていたとは…」と驚きも交えて話す。

 このまま順調にいけば結婚とも思えるが、そう簡単にはコトが進みそうもないのが、ジャニーズタレントの宿命だ。

「ジャニーズの幹部はこの報道の前に『女性セブン』から事務所に情報がもたらされた段階からピリピリムードです。2人は早々に別れさせられるだろうなというニュアンスの雰囲気です」とはある芸能プロ関係者。

 二宮は今をときめく人気絶頂の国民的アイドルグループ「嵐」の一員。さすがにジャニーズとしては交際を「ハイ、OK」という具合にはいかないのか。どうもそういう問題ではないようだ。

 前出の関係者は「嵐のメンバーだから恋愛がダメだってことはないんです。松本潤と井上真央の例もあるし、以前、社長のジャニー(喜多川)さんが『適齢期になれば』という話をしていたくらいですから。ただ、今回ばかりは付き合った相手が悪い。ジャニーズ幹部の人たちは『伊藤は同性から好かれないタイプ』という判断をしているんです。二宮にとってこの交際はマイナスにしかならないとみている。幹部たちがこう判断してしまっては、別れさせられるのも時間の問題かもしれない」というのだ。

 伊藤といえば、番組で共演した明石家さんま(61)が「魔性の女」と言ったほど、言動や発するフェロモンが男好きのするタイプ。昨年11月のフォトエッセー発売イベントでは「お嫁には行きたいですね。準備体操はムキムキになるくらいできているので、いつでもさらっていただければ」と思わせぶりな発言もしていた。

 美人独身女子アナとして機転の利いた言動、立ち位置を理解して要領良く振る舞う才女にもみえる。実際、伊藤の日テレ局内での評判は決して悪くない。「いつも笑顔だし、しっかりしている。いい子ですよ」(日テレ関係者)と好印象を残している。

 だが、半面、悪く言えば、男性を手玉に取る、こびるような言動は同性の女性には受け入れられない――とジャニーズ側が判断したようなのだ。その判断基準はさておき、女性ファンを相手にしているのがジャニーズのタレント。だからこそ、ジャニーズ内での「同性に好かれない」という判断はかなり重い意味を持ってくる。

「以前、二宮が佐々木希と噂になったことがありましたが、佐々木のときは頭ごなしに反対ということはなかった。むしろ“見守りましょう”的な印象でした。でも今回はそんな悠長なことを言ってられない状態です。過去にジャニーズのタレントと交際をしていた女性タレントが『好きだけど、付き合うのは大変すぎる』と泣く泣く別れたという話を聞いたことがありますが、ジャニーズの同意がないと難しいのでしょう」(前出の芸能プロ関係者)

 果たして二宮と伊藤は大きな障壁を乗り越えられるだろうか。