女優の中谷美紀(40)が6日、都内で行われた「第二十七回伊藤園お~いお茶新俳句大賞表彰式」(文部科学省後援)に出席した。

 同商品のCMに起用されて22年目の中谷は「赤ちゃんが母乳を飲むように、お~いお茶を飲んで育ってきた。私の女優人生とともにご一緒させていただき、こうして今の自分があるのもお~いお茶のおかげ」と同社に感謝の言葉を述べた。

 さらに「私は俳句のような風流なものには心得がないが、ペットボトルを手にするたびに、書いてある俳句を読んでひと息ついている」と明かした。

 今年は海外53か国を含む過去最多186万作品の中から、埼玉県の高校生・吉村英竜さん(15)の作品「ただいまの静かに響く金魚鉢」が文部科学大臣賞に選ばれた。

 中谷は「自分は一人でいるのが好き。大勢の中での仕事を終えて自宅に帰って、シーンと静まった家の中でホッとする。自分と重なるところがあって共感できる」と吉村さんの作品をベタボメし「いつか私のために一句詠んでください」と愛嬌たっぷりに懇願した。

 なお、上位作品は順次、製品のパッケージに掲載される。