エジプト出身のタレント・フィフィ(40)が4日、ツイッターを更新し、1日(日本時間2日)にバングラデシュで起きたテロ事件について言及。イスラムに対して偏見が持たれることを懸念した。

 事件は、首都ダッカの中心部で武装グループがレストランを襲撃し、7人の日本人、地元警察官を含む22人が殺された。これを受け、フィフィは「まずバングラデシュ襲撃事件で亡くなられた方々に深い哀悼の意を表します」と弔意を示した。

 今回のテロ実行犯は過激派組織「イスラム国(IS)」の思想に共鳴する地元の過激派グループとみられるが、フィフィは「多くのムスリムが心を痛めています。一方で誤った報じ方によって在日ムスリムが偏見の目に晒されているのも事実です」とイスラム教徒全般への誤解が生じていることを嘆いた。

 続けて「在日ムスリムによる非難声明にもぜひ耳を傾け、イスラム=テロでは無いというご理解を頂ければと思います」とあくまで一部の過激派による凶行であることを強調し、理解を求めた。