首都をUFOが攻撃中?「ワシントン空襲事件」の真実

2016年06月30日 16時00分

 米国は国を挙げてUFOの調査を行った記録が何度かある。いわゆる「空飛ぶ円盤」、UFOが本当に地球外から来ている驚異なのか。それとも他国の新型兵器なのか。はたまた、ただの噂や自然現象などの誤認なのか。撮影された写真や目撃証言をつぶさに調査・研究した結果は現在ウェブ上で一部が公開され、その内容を見ることもできる。

 大きな国家が本腰でUFOの調査を行うに至ったのには、ある事件が関係している。1952年7月19日、米ワシントン州近郊の空軍基地レーダーが複数の未確認飛行物体を関知。空軍機が緊急発進し、未確認飛行物体の追跡にあたった。その飛行物体はホワイトハウス上空や離陸したばかりの旅客機を追う動きを見せたため、管制は追跡を指令。

 しかし、結局飛行物体はその場から急上昇するようにして消えてしまったという。この飛行物体は時間をおいて2度姿を現し、再び消えるという動きを見せている。そして7月26日、再び同様の飛行物体がワシントン上空に出現。当時の大統領であったトルーマン大統領はこの飛行物体の撃墜を指示。再び戦闘機が迎撃に向かうことになったのだが、戦闘機は飛行物体に追いつくことができず、飛行物体も姿を消してしまったとされている。

 この「ワシントン空襲事件」の様子を捉えたとされる有名な写真がある。確かに議事堂の上を飛行する、赤い発光体が複数存在していることが分かる。この写真は発光物体が出現した26日の夜に撮影されたと言われており、現在でもワシントン空襲事件の証拠写真として書籍で紹介されている。

 しかし検証すると、議事堂の下に複数のライトが並んでいることが分かる。カメラのレンズ内で反射が起こり、地上のライトが空に写り込んで飛行物体のように見えてしまう結果となったものが、この写真だったのだ。また議事堂が後年の改修を受けた後と見られており、撮影時期も1952年より後であると考えられている。

 恐らく、夜間に撮影した写真が偶然「ワシントン空襲事件」を再現したような形になったため、イメージ写真として採用されていくうちに「襲撃当時に撮影された写真」と解釈されるようになったのではないかとみられている。

【関連映像】UFO over Washington DC Film Footage from 1952
https://youtu.be/cyqAQJiw05s

(提供=ミステリーニュースステーションATLAS

 

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