タレントの円広志(62)とプロフィギュアスケーターの織田信成(29)が29日、大阪市の関西テレビで8周年を迎えた朝の情報番組「よ~いドン!」(月~金、午前9時50分から=関西ローカル)のスペシャルイベントに登場した。

 関西の朝の顔といえる同番組。番組スタート時から出演する円と、昨年2月から水曜レギュラーとして出演する織田は、名物コーナー「となりの人間国宝さん」の思い出のシーンを150人の観客とともに振り返りながらトークショーを行った。

 観客を前に円は「たくさん来ていただいて良かった。できたら、僕のコンサートにも来てほしい」と話し、笑いを誘った。

 番組スタート時の共演者の写真を見た円は、木・金レギュラーの月亭八光(39)について「8年間でめちゃくちゃレギュラー(の仕事)が増えた。株でいうたら上り調子。でも、ギャラはそのままらしい。関テレさんに言うたらんと」と関テレにチクリ。一方で「株といえば、僕はエライ目におうてんねん。イギリスの離脱で、僕のお金も離脱した」と苦笑いした。

 一方の織田は、「となりの――」のVTRで号泣するシーンが映し出されると、会場でまたしても涙ぐんだ。「このVTR、何回見ても泣けます」と語った織田だったが、円から「耳の後ろにスイッチあって、押したら泣くんですわ。ようできた芸ですわ」と突っ込まれタジタジになった。

 織田は今後の意気込みについて「この番組が大好きなので、もう1日くらいレギュラーを増やしてほしい」と他の曜日のレギュラー出演を希望。続けて「1(曜)日ずつ増やして、知らんうちに一番端っこに座れるようになれば。僕の大きな野望です」と“信成の野望”を披露し、番組で円が座る向かって左端の席に狙いを定めた。ポジション奪取宣言された円は「気つけや。俺、明智光秀になるかもしれんで」と応じて盛り上げた。