舛添要一氏(67)の辞職に伴う東京都知事選(7月14日告示)で、ジャニーズ事務所の人気グループ「嵐」の櫻井翔(34)の父親で前総務事務次官・桜井俊氏(62)の出馬待望論が浮上している。

 29日放送のフジテレビ系「とくダネ!」(月〜金曜午前8時)は候補者が決まらない都知事選を取り上げ「自民党では、15日に出馬の噂を否定した桜井氏を候補に挙げる声が多数」と報じた。出馬を否定したものの「自民党都議連の世論調査で2週連続トップ」と根強い人気を伝えている。

 また、桜井氏の中学高校の同級生の落語家・立川談之助(63)が、同番組にVTR出演。「学生時代から文武両道で、(桜井は)女の子からキャーキャーいわれる存在で、モテたなんていうもんじゃない」と、超人気ぶりを証言。だが、桜井氏は人気を鼻にかけることはなく、官僚トップに上りつめても人柄は変わらず、同級会にも顔を出していたという。談之助によれば、“櫻井パパ”と呼ばれることに抵抗はないそうで、「部下の女性に頼まれて(カラオケで)嵐の曲を歌うこともある」とか。自民議員から「官僚としての実績、人柄が優れている」と評価される櫻井パパへのラブコールは止まりそうにないが、桜井氏は「仕事をやめたら趣味のジャズバーをやりたい」(談之助)と話していたという。