平均視聴率が17%を超え、好調をキープしているNHK大河ドラマ「真田丸」で、このところ猛烈な勢いで注目を集めているのが、小日向文世(62)演じる豊臣秀吉の側室、茶々役・竹内結子(36)の天真らんまんな演技だ。

 ヒットメーカー・三谷幸喜氏(54)の脚本で、おとぼけ要素が組み込まれながらも、視聴者から好評の「真田丸」。中でも大坂編に移ってからがぜん、妖艶な演技を見せて視聴者ウケもいいのが竹内だ。

「現場では三谷さんから“ボディータッチ多め”というリクエストを受けているんです。だから、竹内さんは両手で顔を挟んだり、胸にしなだれかかったりと主人公・真田信繁(幸村)役の堺雅人さんがたじろぐほどのアドリブで熱演しています」(NHK関係者)

 その“艶技”は、現場スタッフもドギマギさせるほどだという。

「白い肌に赤い着物が本当によく似合い、スタッフもチラッと見える足首が“エロい!”と裏で言ってるほど。豊臣軍の山本耕史さんや片岡愛之助さんなど、新婚俳優陣も完全に魅了されています」(同)

 史実では秀吉の寵愛を受け、信繁とも深い絆で結ばれる茶々。視聴者からの反響も大きく、竹内演じる茶々の出演シーンを増やして編集されているという。

「三谷さんはその色っぽさから史実にはない信繁との“濡れ場”まで本気で考えているようです。さすがにその構想には上層部がOKを出すとは思えませんが、ただそれに近いきわどいシーンは今後あるかもしれません」(同)

 大河ドラマ初出演という竹内だが、新境地を切り開くか。

(視聴率は関東地区、ビデオリサーチ調べ)