まさかの乱入!! イラストレーターなどとして活躍するみうらじゅん(58)が企画し「タモリ倶楽部」(テレビ朝日系)の“ソラミミスト”としても知られるイラストレーターの安齋肇氏(62)が初監督を務めたロック&ポルノをテーマにした青春映画「変態だ」(12月10日公開)で“ゲスすぎる事故”が起こっていた。みうらが主人公のシンガー・ソングライター・前野健太(37)と、ヒロインの人気AV女優・白石茉莉奈(29)のベッドシーンに突撃するハプニングを起こしていたというから驚きだ。

 本作はCS局「衛星劇場」でポルノ映画の紹介番組のMCを務めていたみうらが「今、見てみたいポルノ映画を作ろう」というコンセプトで企画。今年1月28日にクランクインし、2月5日にクランクアップした。

 前野演じる主人公は、一浪の末、都内の二流大学に進学した普通の男。彼が偶然入ったロック研究会でのバンド活動を契機に、ミュージシャンとしての道を歩みだすところから物語は始まる。

 やがて結婚し、白石演じる妻と息子とごく普通の生活を送るが、一方で学生時代から続く妻以外の女との愛人関係も継続中。ある日、地方の雪山でのライブ公演で、妻と愛人が遭遇…。雪山を舞台に衝撃のラストを迎えるというストーリーだ。

 芸能界は年明けから不倫騒動が頻発。関係者は「不倫のわなにハマる男に“ゲス”の文字がつく昨今ですが、果たして不倫はゲスなのか、文化なのか?“性という本能”の本質が驚がくのラストに隠されています」と自信を見せる。

 だが、撮影現場でまさに“ゲス”すぎる3P事件が起こっていたというのだ。

「全裸の白石さん、前野さんのベッドシーンの撮影の時でした。撮影を食い入るように見つめていたみうらじゅんさんのテンションが上がりすぎて…濃密なセックスに自分も加わろうとしたんですよ! ただ、台本にはない想定外の“3P”ですからさすがにマズい。周囲が必死にみうらさんを止めて、なんとか寸前で暴走は食い止めたのですが…」(前出の関係者)

 結局、みうらはベッドシーン撮影後、全裸の前野、白石とスリーショット記念撮影をすることで、悶々とした下半身を抑えることになったという。

「さすがに下半身は着たままでしたが、みうらさんは服を脱いでいたので上半身は裸になって、記念撮影していました(苦笑い)。最も複雑だったのは、安齋監督だと思います。企画者のみうらさんの暴走ぶりに苦笑いしていましたから。そんな安齋さんは、裸になって記念撮影に写り込むのは嫌だったのか、その場から逃げ出していた」(前同)

 みうらは「監督の安齋さんには『18禁だから大概のことはやってもいい』とお伝えし、原作をお渡ししました。全く新しい青春ポルノ映画。多分、今年のアカデミー賞を総ナメすることでしょう」。

“3P事件”もそれだけ撮影に没頭していたから起こったのかも!?