マイアミ・マーリンズのイチロー外野手(42)のものまねで知られるタレントのニッチロー’(37)が23日、大阪市内で行われた「Galaxy Studio」のオープニングイベントに登場した。

 ニッチロー’はイチローのものまねで、バッターボックスに入るところから、スイングを終えるまでの一連の動作を披露しながら現れた。

 イチローが15日(日本時間16日)に日米通算4257安打を達成したことを受け「この仕事もそうですが、テレビの仕事も増えましたし、恩恵しか受けていないです。僕は何もしてないんですが…」と恐縮。

 さらに「イチローさんとはすごい差があってまねできないですが、年俸にも跳ね返ってくると思います」と給料アップに期待した。

 記録更新後のイチローとの接点には「何もないです。会ったことがないので。(イチロー)公認ではなく黙認です」と苦笑した。

 イチローの次の期待される記録は大リーグ通算3000安打。このときには「仕事の都合があえば、現地に行く予定です」と言うニッチロー’。だが、「対面は怖くてできない。多分、僕がびびっちゃいます。スタンドから見るくらいにしときます」と静かに見守るつもりだと明かした。

 あるテレビ局関係者は「3000本のときはアメリカもかなり盛り上がることが予想されます。もしニッチロー’が現地に行って、ものまねしているようなら、向こうのテレビ局でも取り上げられることは間違いないでしょうし、アメリカでちょっとしたスターになるかも」。

“イチローバブル”はまだまだ続く。