
歌手の南こうせつ(67)、さだまさし(64)、海援隊ら8組のアーティストが22日、都内で「熊本地震復興チャリティーコンサート~九州がんばれ~」を開催した。
大分県出身の南が呼びかけて九州出身のアーティストらが集まった。南は「まさしとこういうコンサートをやりたいねと話していた。全員ノーギャラでやる。集まってくれてうれしい」と語った。
コンサートでは南が「神田川」、さだが「北の国から」、海援隊が「贈る言葉」といった代表曲を披露。出演者全員で「上を向いて歩こう」を熱唱した。
長崎県出身のさだは何度も被災地に足を運んでおり「豪雨もあって、今も状況が変わらない。いまだに車で寝泊まりしている人もいる。そう思うと思うと胸がふさぐ思いです」。
また、炊き出しなどに参加したことが報じられた湘南乃風の若旦那(40)は「ゴールデンウイークの後になってから、ボランティアの数がめっきり少なくなってきた。舛添(要一前都知事)さんのことも大事ですが、熊本にはまだボランティアの方が必要。いまの現状も伝えてほしい」と集まった報道陣に切々と訴えた。