桂文枝 2年後に上方落語協会会長勇退へ「最後の2年間にしたい」

2016年06月22日 17時13分

左から桂きん枝、桂春之輔、桂文枝、笑福亭仁智

 上方落語協会は22日、大阪市内で総会と理事会を開き、現会長の桂文枝(72)を会長に再任した。2003年の就任からすでに歴代最長の在職13年となっており「2年の任期を終えると75歳になる。最後の2年間にしたいと考えている」と会長職の勇退の意向を表明した。

 文枝といえば、今年2月に元演歌歌手で芸能活動を再開した紫艶(38)との不倫騒動で大きな話題となった。一時は「(会長職を)辞退すべき」「他の落語家が選挙で落とすべき」といった声も上がったが、定席「天満天神繁盛亭」をオープンさせるなど、落語家としての絶対的な功績を評価されて再任となった。

 この日は不倫問題について触れることはなかったが、「桂春之輔副会長に『死ぬまでやれ』と言われたが、自分も他にやりたいことがある。あと2年間で次期会長を選び、盤石な上方落語階を作りたい」と語った。

 関係者は「文枝師匠は以前から会長職を次世代に譲りたい意向があり、そういう発言もされてきたが、ふさわしい人物が見つからず続けてきた。次期については年齢と多忙もあり、本気で勇退されるようです」と話す。

 不倫問題でマスコミに追われたせいか、この日の会見も疲れた表情が目立った文枝。会長の任期を終えた後は、静かな時間を持つことが優先のようだ。