第24回参院選は22日公示され、7月10日の投開票に向けた選挙戦がスタート。アベノミクスへの評価、集団的自衛権行使を可能にした安全保障関連法や憲法改正の是非、原発・エネルギー政策のあり方などが争点となる。「18歳選挙権」が国政選挙で初適用されるのも注目点の一つ。未成年を代表してAKB48の小嶋真子(19)が初投票の意気込みを語った。

【AKB48・小嶋真子】初めての選挙です。一人の大人として、そして日本国民の一人として、これからの未来を決める大きな選挙だと思っています。自分の意志を持ってしっかりと勉強してから臨みたいです。

 同世代代表として言いたいことは、初めての選挙ということで、分からないことばかりだと思いますが、必ず勉強してから臨んでほしいです。5割の人が選挙に参加して、あとの5割の人は参加していない。新しい政治家が選ばれて、文句を言うのは参加していない5割の人たちです。私はそういう人たちになりたくないです。自分の未来なのだから、傍観者になんかなりたくないし、なってほしくないです。自分たちの未来、そして自分たちの子供の未来は、自分たちで決めるのです。

 私が日本に望むのは、自分の仕事をきちんとまっとうする社会。なぜ日本を良くするための人が、日本をダメにする原因を作っているのかが本当に分かりません。自分のやるべきことをまっとうするような人が増えてほしい。当たり前だけど、それができていないのがいまの日本の現状だと思います。

 参院選に向けていま勉強中なので、好きな政治家は、はっきりとはまだ答えられません。

 ところで、AKB48で政治家に向いているとしたら、岡田奈々ちゃんかな。自分の意見をしっかり持っているからです。(AKB48チーム4)