元女子プロレスラーのタレント・府川唯未(40)が14日、自身のブログで甲状腺の乳頭がんで15日に手術を受けることを告白した。
府川は「現在私は甲状腺の乳頭癌を患っています。腫瘍が3センチ。明日、甲状腺摘出手術を受ける為、本日より入院しています」と明かした。
続けて「皆様に心配をかけてしまい、書いている今も正直悩みながらではありますが」と率直な気持ちを吐露しつつ、「大人しい性質の為になかなか気付いかれにくい癌でもあるので、私の公表が少しでも、今後皆様の受診するきかっけになれたら嬉しいです」と呼びかけた。
最後は「幸い予後も良いとされています。パワーアップして帰ってきますので、見守って頂けると幸いです」と締めくくった。
府川は1993年に全日本女子プロレスでデビュー。2戦目で右鎖骨を骨折し長期欠場に追い込まれたが、復帰後は、そのルックスからキューティー鈴木と並ぶアイドルレスラーとして人気を博した。97年に全女を退団すると、翌98年にアジャ・コングが旗揚げしたアルシオンに参加。しかし2000年に試合中に頭部を負傷し、その影響で01年に惜しまれながら引退した。
引退後はタレントとしの活動のほか、後進の指導にもあたっている。私生活では、02年にプロレスラーの田中稔(43)と結婚し、2児をもうけた。