5人の子供を育てる“ママウンサー”岡本安代の情熱子育て論

2016年06月15日 06時00分

情熱的な子育てが話題の岡本安代

 日本テレビ系の人気バラエティー番組「人生が変わる1分間の深イイ話」で、情熱的な子育てぶりが取り上げられ、話題沸騰のフリーアナウンサー・岡本安代(39)が、子育て奮闘記「『大変だ』と言わずに笑おう! 岡本家、家族の約束。」(双葉社)を出版した。5人の子供を育てる自称“ママウンサー”を本紙が直撃し、仕事と家庭を両立する秘訣を聞いた。 

 岡本の夫である善久氏は、鹿児島読売テレビの先輩アナ。夫妻には中学3年の長女を筆頭に小学1年生の三男まで、男女合計5人の子供がいる。「深イイ話」では、家族全員がハイテンションで暮らす岡本家が大人気。13日の放送でも、その暮らしぶりが特集されたばかりだ。

 同番組ではまた、岡本家独特のルールが話題となった。子供たちには各自「食器洗い」「玄関掃除」などを担当する家事が割り当てられるため、幼い三男が包丁を持ちみそ汁を作ることもある。

 さらに家訓を全員で唱えたうえ、“家歌”を熱唱することも。子供たちは両親を「父上」「母上」と呼び、敬語を使う。朝と夜には家族全員が顔を揃え一家団らん。どこか昭和の香りがするのが岡本家だ。

「朝の会」では全員でスローガンを唱える。「テンション高めに! 腰は低めに! 人には優しく! 自分に厳しく! 同じやるなら全力で! オイッ!」と気合を入れて一日が始まる。

 反対に「夜の会」では、その日うれしかったことを報告し合うという。

「ある日、息子が弁当を持って帰ってきて『親が作ってくれる弁当を食べられるって幸せ』と言うんです。この習慣で、うちの子供たちは日々の小さな幸せ探しが得意になったかもしれません」

 夫婦の間も同じだ。

「以前、夫に夜食のお弁当を届けたら『あの時間であんなに温かかったから、おにぎり握る時は相当熱かったよな。ありがとうな』と言ってくれたことが。プレゼントも記念日もいらないから『今日一日お疲れさん』で十分幸せです」

 岡本も給料袋を持って帰ってくる夫を家族総出で出迎えるような昭和の光景が大好きだとか。

「パパが毎日頑張ってくれているから習いごとを始められるね」と子供づてに夫に感謝を伝えることを忘れない。子供の前で夫を立てるのも家庭円満の秘訣だ。

 最近は、子供への虐待のニュースを聞かない日はない。岡本は「子供の行動には何か考えがあると思うので『なぜそうしたの?』と、“事情聴取”を先にすれば感情的に怒ることがなくなる」と、叱り方にひと工夫しているという。

「私は仕事を続けさせてもらっている喜びが大きい。家を不在にすることも多いけれど、仕事を辞めて子供に尽くして我慢して“人生が思い通りにならないのは子供のせい”なんて思うことになれば、逆に子供に申し訳ない。それに、そんなふうにママが羽ばたけるのは世のオトーチャンのおかげですよ!」

 車で子供を山へ置き去りにする信じられないことが起こり、「しつけか、虐待か?」と議論されるような時代になった昨今、家庭円満のために岡本家のあり方は、大きなヒントになりそうだ。

☆おかもと・やすよ=1977年3月8日生まれ。鹿児島県出身。鹿児島大卒業後、99年に鹿児島読売テレビに入社。2001年に同局の先輩だった岡本善久アナと結婚。5人の子供に恵まれた。鹿児島読売テレビ退社後は、子育てをしながらフリーアナウンサーとして活躍している。