俳優の藤原竜也(34)が先日、SFマニアであることを告白したが、これにテレビマンたちが、新たなヒーロー誕生か、と色めき立っている。

 映画「インデペンデンス・デイ‥リサージェンス」(7月9日公開)で主人公のパイロットの吹き替えを務めることになった藤原。その会見で「宇宙空間や地球外生命に興味があった。昔からです」と告白した。

 さらに、最近も「川崎のコストコの上空に銀色の鉄板が見えた。恐ろしく光る物体が停止していたんです。屋上の駐車場に車を止めて、ダッシュで行ったら、なかった」とUFO目撃体験を語った。

 ある芸能関係者は「藤原さんとUFOというのはあまりつながらないでしょうが、ごくたまにUFOへの興味を漏らすことはあったんです。そういうのを抑えてきたのは、俳優のカラーもあってのことでしょう」。

 今回は意を決しての告白だったのか、この意外すぎるUFO好きキャラに笑みを漏らすのは制作会社のディレクターだ。「新たなスターの誕生ですよ」と期待している。

 近年、UFOなどのオカルト系番組は、地上波では激減している。

「それでも一定の需要はあって、CSなんかでは作り続けられている。むしろドル箱と言っていいくらい」(同関係者)

 そうはいっても、出演者が代わり映えしないことが制作サイドの悩みのようだ。

「作り手側としては、出演者が同じだと、同じパターンの番組になりがちですから。それもそれで面白いんですが、新たなUFOタレントが出てくれれば幅も広がる。藤原さんのあの発言を聞いて、機会があったらぜひ一緒に仕事ができればと思いましたね。まあ、ハードルはかなり高いでしょうが」と同関係者。

 藤原の違った一面が見られるかもしれない。