俳優藤原竜也(34)が9日、都内で行われた米映画「インデペンデンス・デイ:リサージェンス」(7月9日公開)の公開アフレコに参加した。

 1996年に公開され、大ヒットしたSF映画「インデペンデンス・デイ」の新作。藤原は主人公のパイロットの日本語吹き替えを務める。

 あまり知られていないが藤原はSFマニアで、この日は報道陣もビックリの熱弁を振るった。

「宇宙空間や地球外の生命に興味があった。昔からです」とにこやかに告白。そのルーツは幼少期に出くわした“UFO目撃未遂”だったという。

 埼玉・秩父出身の藤原少年は、地元近くの山道で“銀色の空飛ぶ円盤”をたびたび目撃していたという。「UFOかもしれない」と心を躍らせ、意を決して見に行ったが「近所の人たちが趣味で作ったプレハブ小屋だった。僕の夢は打ち砕かれた」と苦笑しながら振り返った。

 それでもSF熱は冷めるどころか募るばかり。

「先日、(車で行った)川崎のコストコの上空に銀色の鉄板が見えた。恐ろしく光る物体が停止していたんです。屋上の駐車場に車を止めて、ダッシュで行ったら、なかった…」

 役者として見せる抜群の演技力からは想像もできないSFマニアの素顔。十数年来、追いかけているが結局、UFOは「一度も見たことがない」と肩を落とした。