参院選出馬の元ビーチバレー選手・朝日健太郎氏は舛添スキャンダル振り払えるか

2016年06月08日 16時00分

朝日健太郎氏

 自民党は7日、参院選東京選挙区(改選数6)で、北京五輪やロンドン五輪に出場した元ビーチバレー選手、朝日健太郎氏(40)を公認したと発表した。

 朝日氏は熊本県出身。199センチの長身を生かしてバレーボール及びビーチバレーボール日本代表として活躍した。その後、NPO法人「日本ビーチ文化振興協会」理事長を務めている。

「2020年には東京でオリンピック・パラリンピックが行われる。2020年は、日本人の生き方が変わるターニングポイントだったと、私はそんな未来をつくりたいと思っています」と出馬の決意を語った。

 選挙対策委員長の茂木敏充氏(60)は「5月に入って朝日さんに出馬を打診した。最終的な判断は一昨日(5日)です。今朝の役員会で了承を得ました」と打ち明けた。

 そんな朝日氏は、都議会自民党が舛添要一知事(67)を支持する立場を変えていないことで、厳しい選挙戦を強いられることが予想される。

「ニュース等で(舛添知事の政治資金私的流用騒動は)認識している。私はフェアプレーを信条としているので不正はよくないと思う。しっかり説明責任を果たしてもらいたいと思います。(選挙戦は)チーム一丸で取り組まないといけない。熱気がないと諸問題の解決につながらない」と朝日氏。

 本紙の「舛添知事には参院選の公示までに説明責任を果たしてもらいたいか?」という質問に朝日氏は「特に時期については気にしていません」と話した。

 天下分け目の参院選。東京選挙区の情勢について永田町関係者は「民進党の蓮舫氏が改選を迎えてトップ当選が見込まれている。朝日さんは知名度が低い。舛添氏が説明責任を果たしていないことを考えると、厳しい選挙戦が予想されます」と指摘した。朝日氏の本音としては公示日までに、舛添知事に政治資金私的流用問題について説明責任を果たしてもらいたいのではないか。