カスピ海で半魚人出没!?その裏に開発と環境変化か

2016年06月08日 10時30分

 2003年、中央アジアと東ヨーロッパにまたがって存在する巨大な塩湖、カスピ海で漁を行っていた漁船が船と同じ速度で並走する謎の黒い影を発見。影を観察していた乗組員たちは、やがてそれが人の形をした生物であることに気がついた。その生物は鼻の先端にクチバシのようなものがあり、背中には背びれを生やし、体がうろこで覆われているという異形の姿をしていることが判明した。

 この「半魚人目撃」は現地メディアで報道されており、それによるとバボセラ湾岸付近の海底火山の活動が活発化し、沖合で油田開発が行われるようになってから、地元の人々に頻繁に目撃されるようになったというのだ。

 古くからカスピ海には、「ルナン・シャア」という怪物がすんでいる伝説が存在している。このルナン・シャアは16世紀の医師、アンブロワーズ・パレによって目撃されたもので、彼の著書「怪物と驚異」にも紹介されている。ルナン・シャアは海と川の主といわれており、その出現時には魚が浅瀬に集まるなどの伝承が残されている。さらに現地には人魚や半魚人がカスピ海にもすんでいるとするおとぎ話も存在しているようだ。

 カスピ海で目撃されたマリン・ヒューマノイドと伝説のルナン・シャアが同じ生物であるという確証はない。しかし、昔から伝えられていた怪物と酷似した形状の生物が目撃されたという点は、ただの偶然とは言い切れない。

 いまになってこの半魚人が目撃されているということは、やはり地殻変動や開発によってすみかを奪われ、生活範囲が人間のいるところまで追い込まれてしまったということなのだろうか?

 

(提供=ミステリーニュースステーションATLAS