昨年の「AKB48選抜総選挙」で女王に輝いたHKT48指原莉乃(23)がヘコんでいるという。

 1日の「AKB48選抜総選挙ミュージアム」のオープニングセレモニーでAKB渡辺麻友(22)が指原を「さっしーは全メンバーの敵というか、一人だけ票数がおかしいじゃないですか。打倒さっしーっていう感じ」と発言。これを受け、指原はツイッターで「私はみんなの敵だから仕方ないのかな。。。ぐるぐるぐるーっと今日夕方くらいからずっと考えています」とコメントし、悩んでいる様子をうかがわせた。

 ネガティブな発言をした指原に対し、ファンのとらえ方は様々だ。

「みんなの敵? 僕らは莉乃ちゃんの味方」と励ますファンもいるが、一方で「へこんでるフリしてるに決まってんだろ さっしーなめんなw」と“策略”と決め付ける声も。だが、指原を知るAKB関係者はヘコんでる説を主張する。

「3年前、指原が総選挙1位になった時、一部メンバーがセンター指原の選抜を『スキャンダル選抜』などと陰口を叩き、バラエティー番組への露出を増やす姿には『スキャンダルを起こしたから売れた』と批判した。そのときの指原は悔しさをにじませて、精神的に不安定になってしまった。仕事へのモチベーションも下がっていた時期ですね」

 昨年1位に返り咲いた指原は、壇上スピーチで「2年前の1位はスキャンダルからの大逆転、AKBのストーリーに支えられての1位。私もいつかみんなみたいに指原莉乃として評価されたいと思いました」と涙を流して心境を明かした。

「渡辺は指原の強さを伝えようとしたが、うまく表現できず偶発的に“敵”という発言になってしまった。しかし、指原にとっては3年前に一部メンバーから陰口を叩かれた記憶もあり、当時を思い出して心を痛めたかもしれない」(前同)

“傷心”指原は18日に開票イベント(HARD OFF ECOスタジアム新潟)が行われる総選挙で、史上初の2連覇を成し遂げられるか。