米映画「マネーモンスター」(10日公開)で監督を務めた米女優ジョディ・フォスター(53)が2日、都内で行われた来日舞台あいさつに登場した。

 ジョディは約8年ぶりの来日。同映画はサスペンス大作で、自身にとって監督4本目の作品。

 主演はジョージ・クルーニー(55)、共演はジュリア・ロバーツ(48)で、キャストと制作に豪華ハリウッドスターがトリオで名を連ねた。

 東京・千代田区の日比谷シャンテにある野外スペース「合歓(ねむ)の広場」には、日本の人気芸能人の手形が多数飾られている。米国の俳優ではトム・クルーズ(53)らの手形はあるが、ジョディは米女優、米女性監督として初めて手形が展示されることになった。

 ステージ上で手形を取ったが、その際に黒のワンピースドレスから上品な胸元がのぞいた。この手形は7月に「合歓の広場」に展示予定。

 ジョディは「とてもうれしい。エキサイティング。女性監督はまだまだいる。続くことを祈っている」と他の監督の活躍を求めた。

 一方、私生活では2児のシングルマザーで同性愛者であり、女性写真家のアレクサンドラ・ヘディソン(46)と同姓婚している。

 今後については「数年間、一緒に過ごせなかった子供たち、犬の面倒を見たい」と語った。

 この日の舞台あいさつは、観客の写真撮影もOKという寛大な対応が取られ、映画ファンはここぞとばかりに撮りまくっていた。