今年歌手生活15周年を迎え、先月4日に記念シングル「おまえのバラード」(インターナショナルミュージック)をリリースしたゴージャス松野(55)が先月末、地元福島で「デビュー15周年 新曲披露ディナーパーティー」を開催し、大成功に終わった。今後は新曲のプロモーション活動として、なんとも古典的な“全国行脚営業”で、大みそかの「NHK紅白歌合戦」出場を目指すという。

 歌手・門倉有希(42)もゲスト出演したディナーパーティーは、333人超満員札止めの観客が詰め掛ける大盛況ぶり。

 松野は「お客さんの反応もとても良かった。まるで日本武道館のステージで歌っているように感じました。紅白も見えてきたかなと思います」と興奮気味に振り返った。

 あまりの客の反応の良さに、改めて新曲への自信、手応えを感じた松野は2016年下半期の音楽界を席巻すべく、いよいよ本格的なプロモーション活動に突入する。

「これまではディナーショーに向けて突っ走ってきたが、これから営業活動を本格的にやります。日本全国あらゆるところに行って、飛び込みで営業をして、歌を聞いてもらって手渡しで売っていきたいと思います。今の時代、これをやる人はなかなかいなくなりましたが、やはり私はお客さんとの触れ合いを大事にしたい。目指すはミリオンヒットです」

 CDが売れなくなった時代に“顔が見える営業”に回帰してヒットさせようという作戦だ。松野は「大みそかのスケジュールはガラ空きにしておきます。紅白に出てから年越しプロレスに参戦します」と強気すぎる宣言。多くの人が冗談だと思うだろうが、松野は本気も本気だ。