お笑いコンビ「オリエンタルラジオ」中田敦彦(33)が“毒舌キャラ”に変貌したと話題だ。

 5月25日には、レギュラー出演する情報番組「白熱ライブ ビビット」(TBS系)で、元理化学研究所研究員の小保方晴子氏(32)を切り捨てた。2014年にSTAP細胞の論文不正問題を起こした小保方氏は「婦人公論」で、作家で尼僧の瀬戸内寂聴氏(94)と対談。小保方氏は久々にメディアに登場し、涙を拭う写真も掲載された。

 これに中田は同番組で「したたかだし、自己陶酔が強いタイプ。かなり大胆に出てますし、人前に立つのが非常に好きな人ですよ」などとバッサリだ。

 4月にもベッキー(32)を批判していた。不倫騒動をスクープした週刊文春編集部に、ベッキーが直筆の手紙を届けさせたことに「あざとく感じる」などと毒を吐いた。ベッキー擁護に走る芸能人がほとんどだが、中田は真逆だった。

「ベッキーへの発言は『よく言った』と肯定的なものや、『おまえが言うな』と否定的なものも含めて、大きな反響を呼んだ。この事態が中田には快感だった。それが忘れられずに、話題になることを見越して小保方氏にも厳しい発言をしたのだろう」とテレビ局関係者。

 慶応大学出身で優等生イメージが強い中田が、毒舌キャラ開眼のきっかけとなったベッキー糾弾発言をなぜしたのか?

「春から『ビビット』の裏番組の日本テレビ『スッキリ!!』のMCに就任したハリセンボン・近藤春菜へのライバル心ですよ。不適切融資を受けた疑惑で降板した上重聡アナの後を継いだ春菜は番組では無難な進行をしている。それに対抗する気持ちから、中田は一発かましたのです」と芸能プロ関係者。

 オリラジはハリセンボンの1年後輩ながら、先にブレーク。当時はオリラジのバーターとしてハリセンボンが出演していたという。それがいまや、春菜は番組MC、中田は水曜日レギュラーと地位が逆転した。

「芸人として嫉妬を覚えない方がおかしい」と、前出関係者は中田の巻き返しに期待している。