俳優の小池徹平(30)、三浦春馬(26)が31日、大阪市内で行われたミュージカル「キンキーブーツ」の記者会見に出席した。

 2013年にトニー賞6部門を受賞した大ヒット・ブロードウェーミュージカルが、小池&三浦主演で日本初上陸。経営難に陥った老舗の靴工場をドラァグクイーン(=女装家)が履く「キンキーブーツ」の製作で再生させる物語で、小池が工場の跡取り息子チャーリーを、三浦が巨漢のドラァグクイーン・ローラを演じる。

 小池は「やっぱり春馬のドラァグクイーン役がこの舞台の顔。ブーツを履くと、僕からしたら首が痛くなるくらい見上げることになる(笑い)。ウイッグも着けて誰だかわからないくらい変化があるし、すごく舞台で映えると思います」と語った。

 その三浦は米国・ニューヨークとロサンゼルスで本作を鑑賞したといい「圧倒的な存在感で『あのローラを演じてみたい、こんな振り切った役をしてみたい』と思ってました」と、ドラァグクイーン役は念願だったようだ。

 役作りについては「1か月間ニューヨークに行ってたんですが、夜な夜なドラァグクイーンの格好で友達とパーティーに行ったり。今は家の中でもヒールを履いて『こういう体勢がつらいんだな』とか確認してます。楽しくて(ヒールを履く)コツがつかめました(笑い)」と意外な一面を明かした。

「キンキーブーツ」は7月21日〜8月6日に東京・新国立劇場で、8月13〜22日に大阪・オリックス劇場で上演される。