「アンジュルム卒業」田村芽実に期待される使命

2016年05月31日 16時00分

ゲストとして登場した矢島舞美(左)に抱きつく田村芽実

 ハロプロのアイドルグループ「アンジュルム」(リーダー・和田彩花=21)が30日、東京・千代田区の日本武道館でコンサートツアー春ファイナル「『九位一体』~田村芽実卒業スペシャル~」を行った。

 アンジュルム2期メンバー・田村芽実(17)は、このコンサートをもって卒業。その模様は日本全国19か所の劇場に加えて、台湾と香港の劇場でもライブビューイングが行われた。

 新シングル「次々続々」でスタートしたライブでは、グループ改名前であるスマイレージ時代の「夢見る15歳」なども披露。ライブ中盤の「交差点」では、田村が思わず涙ぐむシーンもあった。アンコールの前には1万人のファンから「めいめい!」のコールを受ける。武道館は田村のイメージカラーである「紫」サイリウム一色となった。

 その声援に応じて、再び登場した田村は思い出の曲「自転車チリリン」を歌う。その後、卒業セレモニーが行われ、田村は「一人前の表現者になって帰ってきます。必ず深みのある人間になってステージに戻ってくる。と皆さんと約束させてください」と最後の手紙を読み上げた。

 田村は今後、ミュージカル女優の道を目指す。本紙連載でも宝塚歌劇団への思いと、2014年に退団した女優・蘭寿とむ(40)への憧れを語っていた。

 ハロプロでは最近、舞台制作を積極的に行っている。事務所関係者は田村に「ミュージカル女優として力をつけて、後輩の指導に帰ってきてほしい」と期待を寄せている。いずれは田村が、総合エンターテインメントグループの礎を築いてほしいというのだ。

 リーダーの和田は「グループが良くなってきたタイミングでなぜ抜けるのか」と田村の卒業を残念がったが、いつか大きく成長した姿をハロプロのステージで見せてほしいものだ。