吉本新喜劇座長の小籔千豊(42)が30日、大阪市のテレビ大阪で行われた「池上彰の世界を知れば大阪が変わるニュースショー3」(6月25日午後6時59分、関西ローカル)の収録に参加した。

 同番組は大阪がワースト1位となっている様々な問題を、海外の事例をヒントにジャーナリスト・池上彰氏(65)が解説。大阪の進むべき道を提示する。

 月の大半を東京で過ごすようになったものの、住民票は大阪に置いたままという小籔は「僕も芸人してますし家族もいてるので、こういう特番が続くのはうれしいんですが、この番組が続くのは大阪がワーストだらけということなので、大阪の人間としては複雑です」と苦笑い。

 番組中、池上氏から「東京にばかりいる」とイジられたが、住民票を移す気はないそうで「子供たちが大阪弁をしゃべる。やっぱり大阪弁、母国語をしゃべってほしいということと、新喜劇も広報活動で行ってるわけで、一生、辞める気もない」。

 冗談で娘に「東京に行くってなったらどうする?」と聞いたところ、即答で「イヤや。パパだけ行ってきたらどう」と言われたそうで「東京に住むメリットは僕が寂しくないということだけなんで、それは嫁と娘に見透かされてますね」とポツリ。「大阪でいじめられへん限りは、僕が東京に移り住むことはないですね」と最後まで大阪愛を熱く語った。