地下アイドル・仮面女子の映画シリーズ第2弾「雨ふって、大地うるおう」の完成披露鑑賞会がこのほど、東京・秋葉原で行われた。上映前には藤田真一監督、主演の窪田美沙(21=アーマーガールズ)、神谷えりな(24=スチームガールズ)、桜のどか(25=アリス十番)、山中アラタ(43)、松木威人(41)がトークイベントを行った。

「仮面女子映画シリーズ」はメンバーが出演する30分の短編シリーズ。今作は第1弾「鬼魔愚零(きまぐれ)アンダーグラウンド」のヤンキーアクションとは路線が異なる家族愛がテーマだ。父(山中)の再婚で娘・窪田と、スナック勤務の神谷が、同い年の娘と母親の関係になり、複雑な日々が始まるというストーリー。オーディションでガチ泣きした窪田を見初めた藤田監督は「2人が出会うシーンで、いける!と確信した」とコメント。窪田は「演じるのは難しかったのですが、共感する部分もあった。真希(母役の神谷)との掛け合いや、お父さんとの関係などを見ていただけたらと思います」とあいさつ。母親役の神谷は「初めて人妻役をやりました。普段見せないような表情を見てもらいたいです。終盤のビンタのシーンはガチです。リハーサルで18発くらいやって、ようやくOKがでました」と笑顔で語った。

 同い年の母と娘という設定の今作だが、実際に恋愛対象となるのはどこまで?と聞かれ窪田、神谷、桜は「下から上までオールオッケー!です」とストライクゾーンの広さをアピールしたが、「でも、父より上(の年齢)はムリかも」と声を揃えた。

 なお、仮面女子映画第3弾「スカートギャング」の完成披露鑑賞会は6月18日に開催される。