「ゴートマン」は都市伝説か、実在する獣人か?

2016年05月22日 16時30分

監視カメラに映った「ゴートマン」

 未確認生物として目撃されているが、都市伝説の妖怪と言ってもいいかもしれないものが米国には多数存在している。近年日本でも注目されているスレンダーマンや、目撃証言もあり、長く信じられているものとしてはヤギ頭の半獣半人「ゴートマン」がある。

 ゴートマンはヤギの頭部を持ち、体長は2メートルほどで全身がカールした毛に覆われている。出没地帯はカリフォルニア州ベンチュラ郡のサンタ・ポーラ付近が多い。目撃者のスケッチでは羊に似た顔で描かれていたため、日本では「ヒツジ男」という明らかな誤訳でしばらく勘違いされてきた。

 カリフォルニアの酪農工場「ビリワック・デリー」付近で目撃されたため、この工場の名前から「ビリワック・モンスター」とも呼ばれている。現場付近にあるサンタ・ポーラ高校の生徒たちが被害者であり、大岩を投げつけて高校生の車を破壊したり、オノなどの凶器を持って徘徊する姿も目撃されている。

 ゴートマンはビリワック・デリーの倒産後、廃虚となったこの工場が「軍の秘密工場」として使用され、遺伝子操作実験によって生み出された強化人間である…という噂がたったが、これは学生らの都市伝説とみなされている。

 このように現在では都市伝説の存在と見なされているゴートマンだが、実は1950年代にも出没事例があり、9歳の男の子がゴートマンのツメで攻撃され、軽いケガを負っている。また、2011年には森に仕掛けられた狩猟用監視カメラにゴートマンらしき姿が撮影されて注目を集めた。あまりに鮮明な姿なので、着ぐるみを着た人間が監視カメラにわざと映ってみせた“フェイク画像”ではないかとする説もあるが、詳細は謎に包まれている。

(提供=ミステリーニュースステーションATLAS)