人気グループ「EXILE」のAKIRA(34)、「劇団EXILE」の青柳翔(31)、「三代目 J Soul Brothers」の小林直己(31)が17日、都内で行われた「ご縁の国しまね」プレス発表会に出席した。

 イメージキャラクターとして、3人の起用は2年目になる。青柳は「島根は第2の故郷と言っても過言ではない場所。現地で『おかえり』と迎えられ、人の温かさに触れた。地域の人と一緒にお酒を飲んで楽しい思い出ができた。炭焼き小屋から見る村の景色が、今でも胸に残っている」とコメントした。

 また、AKIRAは「伝統を丁寧に受け継いでいることに感動した。現地で親交を深め、友達ができた」と喜びつつ「直己侍がハンパなく圧がすごい。めちゃくちゃ格好いい。セットの村に住もうかと、まじめに思ってたもんね」と後輩のキリリとした侍姿のポスターをネタにいじった。

 その小林は、ロケの昼休憩時、ご飯を食べずにただ、山に立ってたたずんでいたという。「気合が入りすぎてすみません。ポスターに出るのが初めてでうれしい」と無邪気に喜ぶ一方「ロケの際に天候が悪くて納得がいかず、撮り直しのためにもう一度現地を訪れた。出雲人になって、皆さんによさを伝えたい」と、こだわりを感じさせた。

 なお、現地を舞台に3人が出演した映画「たたら侍」は、溝口善兵衛知事(70)が「黒澤映画以来の侍映画」と絶賛する出来栄えで来春公開予定。ロケで使ったセットの「出雲たたら村」はテーマパークとして近日オープンする。