ロックバンド「ゲスの極み乙女。」のボーカル・川谷絵音(27)が13日、自身との不倫騒動で休業中だったタレント・ベッキー(32)と、9日に離婚を発表した元妻らにブログで謝罪した。

 川谷は同日「皆さんへ」と題して自身のブログを更新。「今日の金スマの放送を見て、書かないといけないなと思い、事務所を通さず勝手にブログを書いています」と切り出すと「まず、週刊文春さんで報じられたLINEの内容は全て本物です。かつベッキーさんと友達関係だと最初のFAXでお伝えしましたが、あれは嘘であり、恋愛関係にありました。このような嘘をついてしまい本当に申し訳ありません」と、これまでの釈明が事実と違うことを謝罪した。

 そして「離婚するまでは友達でいようと言っていました。周りが見えてなかったし、本当に僕は誰の気持ちも考えてやれなかった。2人とも不幸にしてしまいました。奥さんの気持ちを踏みにじり実家にベッキーさんを連れて行ったのも僕の独断です。奥さんに対してもベッキーさんに対しても本当に申し訳ないことをしたと思っています」と反省の言葉をつづった。

 さらに3月に行われたライブのMCでの「誰に謝ればいいのか」という自身の発言にも言及。「これは奥さん、ベッキーさん、ファンの皆さんや関係者の皆さんにあてたものではありません。ネットで心ない暴言を浴びせてくる人たちに対して言いました。ベッキーさんのSNSにも僕のSNSにも日常的に『死ね』『消えろ』というような乱暴な言葉が並んでいました。それに我慢が出来なくなりました」と発言の真意を説明したうえで「この発言を僕は公の場でするべきではなかったし、僕がそれを言う資格はなかった。結果数々の誤解を生みました。本当に子供だったと反省しています」とつづった。

 また、ベッキーのように活動を休止しなかった理由については「待ってくれているファンがいたからに他なりません。音楽を聴きに来てくれる人がいるのに裏切ることはできない。綺麗事に見えるかもしれませんが、僕はメンバーと作り上げた作品をただただ歌いたかった。僕の勝手かもしれませんが、それが理由です」とし「両成敗というアルバムを出したくせに何を言ってるんだと思うと思いますが、僕にはそれしか出来ませんでした。ファンが楽しむ、というのが一番大事だと、その考えは変わっていません」と断言した。

 一連の騒動について釈明した川谷は「ベッキーさんとは不倫関係にあって、奥さんを苦しめたし裏切りました。かつメンバー、スタッフの皆さん、関係者の皆さん、僕らのファンのみなさん、ベッキーさんのファンの皆さんには多大なご迷惑をおかけしました。本当に申し訳ございません。文章で、かつこのタイミングでお伝えすることになって本当に申し訳ないと思っています」と、一般女性の元妻やメンバー、スタッフ、ファンに向かって改めて謝罪。最後に「これからも自分たちの音楽でファンの皆さんにしっかり向き合って、indigo la End、ゲスの極み乙女。共々頑張っていきたいと思っています。よろしくお願いいたします」と決意を記し、ベッキー同様“ゲス不倫騒動”に区切りをつけた。

 この日放送されたTBS系バラエティー番組「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」にはベッキーがVTRで出演し、騒動を釈明。川谷との不倫関係を認め、自身の心境を明かした。